category: 未選択
ル・クルーゼ」で、つくりたい料理
平野 由希子
地球丸 刊
発売日 2005-04
手軽に作れる“ごちそう”本
本に書いてあるとおり、お鍋の力を信じて
煮込むだけのものがほとんど。
使う材料も日本で馴染みのある食材ばかり。
でも味はどれも本格フレンチの味。
客に振る舞える“ごちそう”が
これ一冊でたくさん作れます。
他の方も書かれていますが、ロンド20が基準だった前2冊と違い、ロンド22やオーバル25も使う、と書いてあります。(ミニココット10も1作あり)
ただ、どの料理にどのサイズを、とは書いていないので、料理本に忠実に作りたいと思う人には心細いかもしれません。写真から「ああ、オーバル使っているから、25なら3リットル以上だな」と判断する感じです。
「お鍋に関しては大は小を兼ねない」(適度な大きさがコツ)と、料理研究家のどなたかがお書きになっていましたが(どなたか思い出せない・・)、本書は、前2冊ではコラムにあったようなこのお鍋の基本とか、お米の炊き方などは載っていません。ファースト・ル・クルーゼと合わせて買う人向け、というよりは、ある程度使って、お鍋の大きさによって水分量や加熱時間などを加減できるような人には楽しめると思いました。
個人的には、加熱してからオーブン!が好きなので、今回の本は嬉しかったですが、アレンジ(○○のポトフ、△△のポトフ、など)が結構あって、アイデアが欲しい人には残念かも。
本としてはとてもオススメ。ただ、どうせ読むなら前2冊を読んでからの方がいいと思います。
・・書いてる間に、本書の「鶏のマスタード煮」ができあがりました。あまりなかった味で美味しい!
あるとき、きょうの野菜を買いに、
夕方 外を歩いたら、おもいがけない発見があった
うれしくなって、その日はひじき煮をつくる予定だったのだけれど、
「ヨシ おいしくなぁれ と想いながら
ていねいに作ってみようかな」と調理しはじめた
そしたら、夕ごはんどき、
口にした同居人が
「きょうのひじき煮、すごくおいしい」って
料理ってそういうことだと おもってる
そのレシピにまつわる、じぶんの中では
忘れてしまった思い出だとか、
その日みた 風景だとか、
だれかが 「おいしい」って言ってくれたことば とか
八百屋さんのお兄さんが いいかんじだったな とか
ぜんぶつながってるとおもう
高山さんの世界にふれると、
その感覚をおもいだします
この本のすごいところは、
そういう感覚だけではなく、
きちんとした調理手順のイラストが付いているところ
(どんなへたっぴな人でも、作ってほしい、という
高山さんの想いが込められているそうです)
ひとりひとり 料理したら
ひとつひとつのお皿が生まれていいとおもう
どれも あなたしかつくれないお皿なのだから
そんな、じぶんの「おいしい」をたいせつにして、と
高山さんの声がきこえます
平野 由希子
地球丸 刊
発売日 2005-04
手軽に作れる“ごちそう”本
本に書いてあるとおり、お鍋の力を信じて
煮込むだけのものがほとんど。
使う材料も日本で馴染みのある食材ばかり。
でも味はどれも本格フレンチの味。
客に振る舞える“ごちそう”が
これ一冊でたくさん作れます。
他の方も書かれていますが、ロンド20が基準だった前2冊と違い、ロンド22やオーバル25も使う、と書いてあります。(ミニココット10も1作あり)
ただ、どの料理にどのサイズを、とは書いていないので、料理本に忠実に作りたいと思う人には心細いかもしれません。写真から「ああ、オーバル使っているから、25なら3リットル以上だな」と判断する感じです。
「お鍋に関しては大は小を兼ねない」(適度な大きさがコツ)と、料理研究家のどなたかがお書きになっていましたが(どなたか思い出せない・・)、本書は、前2冊ではコラムにあったようなこのお鍋の基本とか、お米の炊き方などは載っていません。ファースト・ル・クルーゼと合わせて買う人向け、というよりは、ある程度使って、お鍋の大きさによって水分量や加熱時間などを加減できるような人には楽しめると思いました。
個人的には、加熱してからオーブン!が好きなので、今回の本は嬉しかったですが、アレンジ(○○のポトフ、△△のポトフ、など)が結構あって、アイデアが欲しい人には残念かも。
本としてはとてもオススメ。ただ、どうせ読むなら前2冊を読んでからの方がいいと思います。
・・書いてる間に、本書の「鶏のマスタード煮」ができあがりました。あまりなかった味で美味しい!
あるとき、きょうの野菜を買いに、
夕方 外を歩いたら、おもいがけない発見があった
うれしくなって、その日はひじき煮をつくる予定だったのだけれど、
「ヨシ おいしくなぁれ と想いながら
ていねいに作ってみようかな」と調理しはじめた
そしたら、夕ごはんどき、
口にした同居人が
「きょうのひじき煮、すごくおいしい」って
料理ってそういうことだと おもってる
そのレシピにまつわる、じぶんの中では
忘れてしまった思い出だとか、
その日みた 風景だとか、
だれかが 「おいしい」って言ってくれたことば とか
八百屋さんのお兄さんが いいかんじだったな とか
ぜんぶつながってるとおもう
高山さんの世界にふれると、
その感覚をおもいだします
この本のすごいところは、
そういう感覚だけではなく、
きちんとした調理手順のイラストが付いているところ
(どんなへたっぴな人でも、作ってほしい、という
高山さんの想いが込められているそうです)
ひとりひとり 料理したら
ひとつひとつのお皿が生まれていいとおもう
どれも あなたしかつくれないお皿なのだから
そんな、じぶんの「おいしい」をたいせつにして、と
高山さんの声がきこえます
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