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野菜だけ?―目からウロコの野菜まるごと料理術 野菜料理大図鑑
大谷 ゆみこ
メタブレーン 刊
発売日 2004-10


内容(「MARC」データベースより)
作りたい料理に必要な野菜をそろえるのではなく、「今、この野菜があるからこれをどう料理してやろうか」というのが、本来の料理。畑の野菜をまるごとどっさり食べこなす「技ありレシピ」を多数紹介。野菜の消費量が倍になる!

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大谷 ゆみこ
暮らしの探検家・食デザイナー。カラダと地球の元気を同時に取り戻すことができる穀物中心のベジタリアン食生活を「未来食」として提案。東京都文京区で創作雑穀料理とノーシュガーデザートが人気の「つぶつぶカフェ」を運営。クッキングセミナーも開く。2001年に穀物と野菜の創作料理を提案するピースアースフードケータリングの専門会社「チームE」を発足。エコウエディングパーティのコーディネートやエコイベントの料理コーディネートに注目が集まっている。暮らしの拠点は山形県飯豊山麓の自然豊かな谷あいの土地に建てた自前のエコハウス「いのちのアトリエ」。雑穀をシンボルに食からピースアースな暮らしを考える市民団体「いるふぁ」代表。現在、年3回発行の雑誌タイプ書籍『つぶつぶ』に力を注いでいる

重宝してます 野菜本は何冊か持ってますが、その中でピカイチなのがこの本です。



野菜で引けること、一度にたくさん野菜が手に入った時の保存用の下ごしらえの仕方、そしてそれを数種類の料理に展開していく方法が載っています。全体的に「こんなにシンプルな調理法なのに、こんなに美味しいの!?!?」と驚くものが多いです。レシピってものによっては「これだけ手をかけたのにこんなのしか出来ないの?」とがっかりするものがありますが、この本はその対極にあります。



大谷ゆみこさんの本には過去に『未来食』があって、個人的にはマクロビオティックと同じじゃないかと思っています。世のマクロビ本に載っているのってスタイルがアメリカナイズされているせいもあってか自然食品屋に行かないと手に入らない食材を使っているものがあったりしますが、この本はそれもないのがとても嬉しいです。



あと、この本に載っているレシピにこだわらず「自分の感性で遊んでみて」というメッセージが感じられるところも良いです。


かなり理論的に料理を教えてくれるところが大好きです。

例えば、なぜここで塩をいれるのか、なぜここでこの作業が必要なのか、ここでこの手間をかけることによりこうなる、などただこうしなさい、ではなく、その理由まできちんと説明がされているところです。
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