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お菓子作りのなぜ?がわかる本
相原 一吉
文化出版局 刊
発売日 2001-09


出版社/著者からの内容紹介
お菓子作りをしていると、「なぜ?」と思うことがいっぱいあり
ませんか? この本でその「?」を解決し、手作りならではの、口当りのいい本
当においしいお菓子を作りましょう。道具や材料の疑問をはじめ、基本のスポン
ジ生地とバターケーキ生地、さらにはタルト用生地からシュー生地まで、丁寧な
手順写真つきで解説します。それぞれの生地を使ったお菓子も豊富にご紹介。
巻末に、お菓子の体系がわかるさくいんもついています。


内容(「MARC」データベースより)
材料は1gまで正確にはからないとだめ? 本のとおりの温度で焼いたのにうまく焼けないのは? お菓子作りでつまづく「なぜ?」を解説。スポンジやバターケーキ、タルト、シューを作りながら基本がマスターできる。


美味しいお菓子が焼けます 2006-12-08
スポンジで行き詰まっていたときにこれに出会いました。



私はいつも共立て法でやっていたのですが、普通の本だと『湯せんで泡立て、少し温度が

上がったら外す』というものばかりだったのに、この本は『(卵液が)40度になるまで高

速で泡立て、湯せんから外して今度は冷めるまで泡立て続ける』という、聞いた事のない

方法が書いてありました。



半信半疑で、でも、とりあえずやってみるかと思い実行すると、フンワリとした美味しい

スポンジが焼きあがりました。



これに気を良くして、ロールケーキを焼いてみたのですが、ここでも、中に包むクリーム

が生クリームではなく『ディプロマットクリーム』という巻きやすいクリーム。

卵黄と砂糖をよく混ぜ、そこに白ワインでふやかしたゼラチンを入れて6,7分立てにし

た生クリームと混ぜて使うのですが、クリームがだれてこないので、お土産に持っていく

のに、崩れたりする心配もなく、しかも味もよくて(コクが出て、生クリームだけよりも

美味しい)とても気に入りました。



あと、パウンドケーキですが、同じ配合なのに4通りもの作り方が紹介されています。

興味本位で3種類ほど作ってみましたが、不思議なことに作り方ひとつでこんなに味が変わ

ってくるものかと驚きました。

マーブルクグロフも作ってみましたが、とても美味しくできました。





とまぁ、すごくお勧めな本ではありますが、お菓子作りが全くの初心者なんです!という

方でも、もちろんいいとは思いますが、ある程度お菓子作りをされている方に向いている

ような本・・・そんな感じがしました。

私のように、他の本で色々試しに作ってみたけど納得いくものができず、行き詰まって

しまった、こんな方にはさらにお勧めの一冊です。

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