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柿の種を最初に作ったのは、浪花屋製菓の創始者である、故今井興三郎氏といわれています。
浪花屋製菓創業間もない頃、今井氏は餅を筒状の型で小判の形にくりぬいて、”あられ”を作っていました。
ある日、その金型の口を誤って曲げてしまいましたが、代わりがなかったのでそのまま使用したら、いびつに曲がったあられができました。
売りに行った取引先から、「これは小判型というより柿の種のようだ」といわれたことから、「柿の種」と命名し、以来80年以上にわたって「柿の種」を作り続けています。
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