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だれも教えなかった料理のコツ
有元 葉子
筑摩書房 刊
発売日 2007-01



料理を基礎から学びたい人にピッタリ
有元さんの著書は好きでほとんど持っています。

有元さんは料理家の中でも、かなり理論的に料理を教えてくれるところが大好きです。

例えば、なぜここで塩をいれるのか、なぜここでこの作業が必要なのか、ここでこの手間をかけることによりこうなる、などただこうしなさい、ではなく、その理由まできちんと説明がされているところです。

この本では今までの有元さんの本の中で、語られていたそういう部分を中心に説明がされています。タイプ的には「料理の基礎」とかなり似ていますが。それをもっと読み物的にした感じかな。読んでいてへ〜っと思うことが沢山でした。料理本のわりに本の大きさが大型本でないので、電車の中でも読める大きさなのも◎。読み応えたっぷりですし。

ただ読みものだけではなく、レシピも沢山含まれているので、お得感あると思います。

かなり良かったですよ、この本。

初心者向けではないと思います。ある程度いろいろ作ってもっとおいしく作りたい、レベルアップを図りたい人向けの本かと思います。

私はようやくある程度いろいろ作ったレベルですが、本を読んで最初はちょっと面倒だなと思いました。

ですが、やれそうなものからやってみたところ、とてもおいしくできて、これまでとは違ったものになったので、お菓子作りの深さ、難しさを知ることができました。
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